ハウスメーカー時代の経験を生かして【藤和建工】
2021/09/08
現場管理や雑用から学んだことが今に生かせる No.28
いいとこどりで経営しています
こんにちは、三条市で新築・リフォームを手掛けています藤和建工(とうわけんこう)齋藤です。
自身、社会人1年目にハウスメーカーの現場管理を経験💪
また、下請けとして独立してからハウスメーカーの大工工事を経験しました🏠
今日は、ハウスメーカー時代にどんな仕事をしていたか、
今の経営になにが活かせているかを紹介します✏
|現場管理見習いの一日
入社1年目だった私は東京の本部で同僚80名と2週間の研修の後、京都営業所⛩に配属になりました。(新潟から東京まで新幹線2時間、京都まで新幹線で4時間かかりました(>_<)遠かった)
仕事時間は、8時~18時が基本営業時間でした。
事務所は住宅展示場内にある会社のモデルルーム内にありました。(STAFF ONRY と書いてある部屋の先は事務所ですよー)
2階が営業や事務の方がいる部屋およそ8名、3階が現場監督と積算の担当者がいる部屋およそ4名に小さな事業所でした。
朝は必ず8時にはどこかの現場に顔を出してから事務所に行け、というのが先輩からの教えでした。
朝1番に顔を出すと、『監督さん朝早く偉いね』と職人さんが褒めてくれます。
現場見習いはまず、職人さんに顔を覚えてもらって、わいがってもらう。
そうしないと、急に入った新参者が現場で指示をしてもあまりいい顔はされません。
そして、現場での疑問点や問題点を会社に持ち帰り、先輩に報告する。
いわゆる、『ほう、れん、そう』から1日が始まります。
事務所の営業時間は10時からです。営業の方はおよそ9時半ごろの出社でしょうか。
だから現場を1つ見てから鍵を開け、モデルルームの掃除をするのも私の仕事でした。
その後は、
・先輩と一緒に現場を回る ・先輩に頼まれて自分で現場を見てくる ・書類をまとめて役所に行く
・打ち合わせ用の図面を刷る ・地鎮祭、引き渡しに同行する ・傷、へこみの補修をする
様々な業務をこなしながら1日は終わります。
時には、スーツを着て営業のお手伝いもさせられました。
あの頃は、残業が当たり前の時代でした。
現場周りをして帰ってきて、日報をまとめます。
19時~21時までは、お客さんに追加工事の相談や現場経過報告の電話の時間帯。
21時から
・先輩とマニュアルについての矛盾や改善点、それを本部に相談する時間
・先輩にわからないことをまとめて聞く時間
・みんながやっと一息つく時間
毎日仕事上がりは23時頃が当たり前でした。
|今に生かせるスキル
なにかトラブルがあって怒っているお客さんに対して1人では必ず行かせず、私が営業の方に連れていかれることが多々ありました。
お客さんは、まず話を聞いてほしいんです。しっかりと話を聞いてもらううちに落ち着いて怒りがおさまってくる方がたくさんいました。
簡単なミスなのです。営業さんには伝えたのに現場には伝わっていない。そして営業さんはもちろん現場にはこないから完成したころに気づく。
その時に、学んだスキルのひとつが打ち合わせ記録です。
どんなに些細な変更や提案、決め事でも記録に残します。
そして、最後に言葉にして読み上げます。
確認のサインを頂いて、控えの複写を渡す。
言った、言わないのトラブルはさんざん見てきました。
そんなに面倒な作業ではないですがとても大切なことです。
また、打ち合わせをした担当が現場に入り、管理までする。
2重3重のチェックができるのが私の強みとして今に活かせていることだと思います。