お風呂の寿命はいつ??
2023/04/15
見た目はきれいに見えても、年月が経過すれば劣化は必ず進んでいくものです。劣化を放置して使用を続けていると、ある日突然壊れて使えなくなってしまうこともあります。急な故障で困らないように、リフォームのタイミング見極めることが大切です。
お風呂の寿命を見極めるポイント
●コーキング部分が劣化している
『コーキング』とは、浴槽と壁の隙間や壁と壁のつなぎ目をふさぐための資材のことで、コーキングがひび割れていたり、カビなどがみられたら要注意!水がすき間から侵入し、水漏れや、シロアリの被害を受けやすくなってしまいます。
●取れないカビや進行したサビがある
カビやサビは、ひと手間かけて掃除すれば取り除くことはできますが、なかなかとれない場合は浴室内部まで浸食してしまっている可能性があります。
●排水溝から嫌なニオイがする
排水口からニオイや虫が上がってくるのを防ぐ排水トラップがうまく機能していないことが考えられます。封水といわれる臭気を止める水がたまらない状態になっていることがあります。
●浴槽や壁・床の劣化
長年の使用で浴槽や壁・床にひび割れが起こることがあります。はじめは目立たないほどの小さな傷や亀裂でも、放置すると劣化が進み、広がっていきます。ひび割れの隙間から水が浸入し、腐食や水漏れにつながる恐れがあります。
交換するタイミングは?
●不具合が生じたとき
お風呂の寿命年数が近づき、コーキングの劣化やカビの繁殖、ひび割れなどの不具合が生じたときはためらわず、早めに対応しましょう。交換・修理を先延ばしにしてしまうと、状態はどんどん悪化して、工事期間や余計な出費がかさんでしまうこともあります。
●ライフスタイルの変化
家族が増えたので風呂場の大きさを広くしたい、親の年齢を考えて体に優しいお風呂にしたい、などライフスタイルの変化によりリフォームを検討する方は多いです。特に家族の介護が必要になったときは、お風呂場のバリアフリーリフォームを考える必要があります。『手摺を設置する』『段差をなく』『床の転倒やヒートショックを防止する』など過ごしやすい工夫と業者と相談しましょう。
お風呂は大きく分けると
『在来工法』と『ユニットバス』
に分けられます。寿命を迎えたお風呂は、在来工法の浴室の場合、ユニットバスへ変更するケースが多いです。ユニットバスへの変更で、断熱性と防水性の向上、機能性の充実など様々なメリットが期待できますのでぜひご検討してみてください。