三条市で新築・リフォームの相談の現状【藤和建工】
2021/09/11
職人不足と雪国の現状について No.31
いつもお待たせして申し訳ありません
こんにちは、三条市で新築・リフォームを手掛けています藤和建工(とうわけんこう)齋藤です
今週のの仕事ぶりを自分なりに振り返って反省しつつも建築業界の現状をお話しいたします
|今すぐ工事をしてほしいかた、本当に申し訳ありません
今週お邪魔したお客さんに工事依頼されたのは5月頃でした
雪害保険の適用なので保険が下りるかどうかで仕事が決まるので予定が組みずらかったのですが
工事決定を頂いたのが6月の下旬頃でした
仕事の絡みや板金の作業の都合で真夏は厳しいので遅らせてもらったのもありますが、約2か月以上お待ち頂いた状況です
|材料の仕入れが不足、職人も不足
コロナ渦において生活様式が変わりつつあります
タッチレスの時代の流れでしょうか、現在トイレや自動水栓など水回りの入荷状況が悪くなっています
給湯器においては3カ月待ちという現状です
ここ何年も前から職人の不足が言われてきましたが、今年は特に仕事と働き手のバランスが悪くなったと感じました
|行事ごとに集中する工事完了日
なにか仕事を依頼されて、すぐには入れない状況が続いています
お客さんは『いいよ、お盆までにやってくれれば』『正月までに完成すればいいよ』
と言っていただいて助かっています
しかし、ほぼ全てのお客さんがお盆、年末、3月末この3つの区切りを工事完了と定めています
なので私たちも、なるべくたくさんのお客さんに対応していのですが、この3つの工期の縛りのために仕事をお断りしなければならない状況がずっと続いています
|職人からのお願いと提案
①、計画は早めの相談を
思い立ったが吉日、鉄は熱いうちに打てなどといわれますが、私たちとしては相談は早めに頂いて打ち合わせをゆっくりさせてもらいながら工事日を待っていただけるとありがたいです。
例えば、春になったらここ直したいなぁ、と思ったら冬の間に打ち合わせをしていただくことを望みます
春先は同じことを考えているかたが増えるからです
②、職人の閑散期、冬を利用してほしい
三条市の冬は長く厳しいです
雪もたくさん降りますし、寒さも半端じゃないですよね
年末の引き渡しを終えると、冬はなかなか飛び込みでは仕事は入ってきません
新築は基礎が凍る心配があるし、リフォームは寒くて住みながらはとても無理です
逆に私はこの冬を上手く利用して工事を依頼してほしいのです
|新築の場合
年末までに基礎工事を完了させて大工工事の防水工事までを年末までに終わらせてしまいます
その後、大工さんは内装工事に入るので冬でも仕事ができます
少し工期は伸びますが当社ではその分サービスを提案できます
|リフォームの場合
住みながらは寒くて大変なので仮住まい生活をしていただけると助かります
工事をする側もお客さんに風邪をひかせるわけにはいかないし、ケガや騒音の心配をしながらの工事はなかな進まないのです
仮住まい費用負担や冬季割引など当社では魅力的な提案をさせていただきます
皆さんの夢が全てかないますように
職人や建築業界の現状を知っていただいて
それらを逆に利用していただいて
満足のいくお家づくりができることを祈っています