自然素材の種類を知って選んでいこう【藤和建工】
2021/08/29
現在のお家の現状 No.18
今こそ昔に還ろう
こんにちは、三条市で新築・リフォームを手掛けています、藤和建工(とうわけんこう)齋藤です。
コロナ渦において皆さんもお家時間が増えてきたことと思います。
お家にいる時間が増えれば増えるほどお家の中の空気環境も気になってくると思います。
そんななか、見直されてきているのが自然素材を使った家作りです。
少し前までは、床は天然木の板、壁は塗り壁、天井は木の板、畳はわら畳
、建具は木の建具と家を作る材料は自然の素材ばかりで出来ていました。
近年の家は、床はフローリング、壁・天井はビニールクロス、畳はスタイロ畳、建具は表面がプリントされた新建材と人工的に作られた材料で出来ています。
人工物から出る化学物質や接着剤のにおいは、現在の高気密高断熱化してきた住宅から外部には出ず中の空気中に混ざっています(>_<)
商品改良や法規制で様々な対策はされていますが、それでも24時間換気をしなければ安全ではないというのが現在の住宅の事実です。
自身も花粉症持ちのアレルギー体質で、大工になってから喘息になりました。また、夏場は事務所に帰ってくると独特の建材糊から出るにおいで換気をしないと事務所に入れません(普段誰もいないから空気が循環していないせいかもしれせんが)
これからの新しい時代に合わせた生き方は、家の中の空気をきれいに保って生活をすることが大事だと思います。
時代は巡るとは言いますが、新しい時代は自然素材に還る時代になるのかもしれません。
塗壁の定番 珪藻土
珪藻土の糊に注意
壁や天井を塗る素材に珪藻土があるのは皆さんご存じかと思います。
最近ではあまり珪藻土を使わなくなってきているのはご存じでしょうか?
珪藻土は元々、赤茶がかった色をしています。
この珪藻土の成分を安定させたり不純物を取り除くために焼成(焼く)することで白に変化します。
変化した珪藻土はガラスと同じ成分となってしまい、吸湿効果がなくなってしまいます😢
また、珪藻土を固めるために石灰やコンクリートを混ぜた商品も売られています。
固める糊が自然素材でなければせっかくの効果が薄れてしまいます。
珪藻土を選ぶときは、担当者にしっかりと珪藻土の内容を確認をとることをお勧めします。
タイトル
サブタイトル