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古い灯油を使ってはダメな理由【三条市 藤和建工】

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古い灯油を使ってはダメな理由【三条市 藤和建工】

古い灯油を使ってはダメな理由【三条市 藤和建工】

2024/03/15

今シーズン使い切れずに余った灯油を、もったいないからといって「このままいれておいてまた来年使おう」と思ったことはありませんか?

それはかなり危険な行為かもしれません。古い灯油を処分したほうが良い理由や、正しい処分方法などを紹介します。

 

古い灯油を使ってはいけない理由

灯油は、言い換えれば「生もの」です。時間の経過とともに酸化し、変質します。長い間保管していると、ポリタンクの成分が溶け出して変質したり、空気に触れた状態であれば、空気中の水分が混ざってしまうこともあります。灯油は正しく処分したうえで、シーズン中に使い切るか、残ってしまったときは正しい方法で処分するようにしましょう。

 

古い灯油を使うとどうなる?

①燃料不良や異常燃焼などが起こる

古い灯油を使用すると、着火不良や燃焼不良、異常燃焼などが起こるリスクがあります。それらが原因で、次のような予期せぬトラブルや事故が発生することもあるので、くれぐれも使用しないように気をつけてください。

②灯油ストーブなどの故障を招くおそれ

古くなって変質した不良灯油を使うことにより、石油ストーブやファンヒーターに不具合が生じ、故障したりきついにおいが生じて目に染みるようになったりすることがあります。

③一酸化炭素中毒を招くおそれ

不完全燃焼となれば、一酸化炭素中毒を招くリスクがあります。

④火災発生時に火の勢いを増すおそれ

万が一火災が発生した際、処分せずに残っていた灯油に残っていた灯油に引火すれば火が勢いを増してしまうおそれがあります。

 

古い灯油の正しい処分方法

①「灯油販売店」「ガソリンスタンド」に処分をお願いする

1シーズン持ち越したり高温になる場所で保管したりしていた灯油なども注意が必要です。古い灯油の処分は、廃油処理が可能なガソリンスタンドまたは灯油販売店などにお願いするのがベストです。ほとんどのガソリンスタンドでは灯油の回収を無料で行っていますが、有料のところもあるので、まず問い合わせてみましょう。

②自治体に相談する

お住いのエリアに灯油を処分できるガソリンスタンドや販売店がないときは、自治体に相談してみましょう。灯油の処分が可能な民間業者を教えてもらえることがあります。

 

古い灯油を処分する際の注意点

・処分方法が明確でない業者には依頼しない

一般家庭から出る廃棄物を処理するには、自治体から「一般産業廃棄物処理業」の許可や委託を受けていることが大前提です。無許可の業者に頼んだ場合、法外な費用を請求されたり不法投棄されたりなど、なにかとトラブルのもとになるので絶対に避けましょう。

・下水、河川などに流すのは絶対にNG

環境汚染になるうえ、下水管の中で気化し何かのはずみで灯油に引火すれば、爆発など大事故につながりかねません。

・自宅の地中に流し込むのもダメ

土壌汚染はもちろん、周囲の生態系に悪影響を与えてしまう恐れがあります。使い切れずに残ってしまった灯油は適切に処分することが大切です。

 

 

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