レンジフード・換気扇の交換工事
2023/02/15
キッチンの中でも手入れが後回しになってしまいがちなレンジフード(換気扇)。こまめに掃除ができず、ファンの油汚れなどで大変な思いをしてしまった経験のある方は多いと思います。
お掃除が楽になる、進化したレンジフードを検討してみませんか?
▼レンジフードの交換時期と費用
レンジフードの耐用年数は10年程度。10年を過ぎたら交換の時期です。
シンプルなレンジフード・換気扇の交換リフォームにかかる費用は、本体価格や工事内容(電気工事の有無など)によって変動しますが、4~8万円が相場です。セルフクリーニング機能付きなどのお手入れ簡単なレンジフードへの変更となると、本体+工事費で10~20万円と少々高額になります。
▼レンジフードの選び方の基準
レンジフードの交換を検討する際は、レンジフードの形・サイズ、排気ファンの種類、そして清掃性を確認し、ご家庭に合った組み合わせを考えてみましょう。
キッチンのレイアウトによって、壁に取り付けるか、天井に取り付けるかも決まってくるので、施工業者との相談が必要です。
▼レンジフードの横幅・サイズ
レンジフードは、壁と吊戸棚の間や、隣り合った吊り戸棚の間にピッタリ設置されるのが一般的です。
このため、レンジフードの横幅サイズは変更することができません。サイズ間違いを防ぐために、まず始めに既存の換気扇・レンジフードの横幅を測ります(壁に直付けされている、覆いがないプロペラ式の換気扇が取付けられている場合は、換気扇が設置された周囲の横幅を測ります)。国内で販売されているレンジフードの横幅の規格サイズは、60cm・75cm・90cmの3種類です。
※使用するガスコンロやIHクッキングヒーターよりも幅が短いレンジフードは、消防法の基準により設置できません。
▼レンジフードの便利機能
<フィルターの有無>
面倒だったフィルターのメンテナンスが不要になるということです。ノンフィルターの場合、油煙を『整流版』にぶつけて油分を付着させ、オイルトレーに回収する構造です。とはいえ、掃除をしなくてはいけないことに、やはり変わりはありません。
<セルフクリーニング機能の有無>
自動洗浄機能付のレンジフードは、ファンとフィルターが一体になっているのが特徴で、ファンの下3分の1くらいが、お湯で浸け置き洗いできる仕組みになっており、フィルターとファンの自動洗浄が可能となり、洗浄にかかる水の量や時間が調節できます。