壁紙を交換するタイミングは?
2022/12/14
壁紙は必ず交換しなくちゃダメなの?
壁紙には、耐用年数が定められており、経年とともにクロス自体が劣化してくるため、壁紙のリフォームが必要になります天井や壁紙に使われるクロスは、素材はさまざまですが、おおよそ約5~10年が交換のタイミングと言われています。
〇こんな症状があったら交換時期
具体的な症状としては、次のようなものがあげられます。
✓壁紙に目立つ汚れがある
✓変色が目立つ
✓表面にたわみやしわが出てきた
✓ひびや穴ができた
✓継ぎ目の汚れが見られる
壁紙にこのような症状が出始めた場合は、経年数を問わずに壁紙リフォームを検討しましょう。
〇壁紙クロスは室内の統一感が大切
壁紙クロスの交換は一部のみでなく、家全体で行うのがベストと言われています。汚れや痛みが気になる箇所だけをリフォームすると、新しくした部分と古い他の部分との違いが気になってしまうからです。
天井も含め、同時に全体的な壁紙リフォームを行えば、インテリアに統一感が生まれるだけでなく、複数回に分けて行うよりも費用を抑えることができます。
部屋全体のバランスを考える意識を持って、クロスを選びましょう。
〇壁紙選びのポイント
ポイント①床との統一性で選ぶ
壁紙クロスは壁紙自体だけでなく、部屋のイメージや用途を含めた全体のバランスを考慮して選ぶ必要があります。
そのため、床材や天井に用いるクロスとの統一性を考え、壁紙だけ色やデザインが浮かないようにすることが大切です。
ポイント②クロスの素材で選ぶ
クロスには様々な素材があり、特徴や費用が異なります。
✓ビニールクロス
ビニールを使用したクロスで比較的安価で耐久性が高く、汚れもつきにくいためメンテナンスや掃除も楽なのがメリットです。
✓紙クロス
和紙、ケナフといった非木材紙をベースに作られていて、通気性がよく遮音性に優れていて、和室に合いやすいのも特徴です。
✓布クロス
綿や麻、レーヨンなどの繊維がベースとなったクロスで高級感や重厚感が感じられます。
ポイント③クロスの機能性もチェック!
✓抗菌機能
クロス表面には抗菌性のフィルムが施されており安心です。アレルギーの方向けの、抗アレルゲンタイプもあります。
✓消臭機能
表面に消臭剤を加工することで、においを吸着・消臭します。
✓防汚機能
軽く拭くだけで汚れが落ちるようになっています。ペットがいるご家庭におすすめです。
内装の大部分を占めるクロスは、色や柄、素材を変えるだけで随分と空間が違って見えるものです。住み慣れた部屋でも壁紙リフォームによって、新しい部屋に住み始めるような新鮮な気持ちになります。まっさらなクロスで部屋のイメージチェンジを!