低予算での家作りを考える【藤和建工】
2022/06/20
材料が高騰している現在、家を建てるには
どんな工夫ができるのか?
こんにちは、三条市で新築・リフォームを手掛けています藤和建工(とうわけんこう)齋藤です。
このところ、本当に様々な商品の値上がりがニュースで流れています(*_*)
建築材料も昨年から材料の値段が上がり続けていて、このままいけば新築やリフォームをしたくてもできないひとが出てくるかもしれません(-_-;)
どんな工夫をすれば新築(リフォーム)の値段を下げることができるのか日々考えながら仕事をしています。
確かなアイデアではありませんが、参考になればと思って書き出します!
1)やっぱりコスパ最強!総2階の家
近年、新築で平屋を検討される方が増えてきました。
平屋の落ち着いた雰囲気は魅力的だし、子供が大きくなっていなくなった時のことを考えて2階をなくす、もしくは減らすという考え方から平屋がブームなのかなあと思っています。
もし、同じ部屋数が欲しくて予算を落としたい場合は総2階にすることでかなりの予算を削減できます。
・基礎の面積が減る
・外壁、屋根の作業性や面積が減る
・断熱や構造材が減る
など、様々な減案要素が総2階にはあります!
2)ガラスの面積を減らす、ロール網戸をやめる
家を考えるときに、耐震、気密、断熱性能を考えるのは当たり前の時代になってきました。
地震に強い家にするには、壁を増やすことが大事です。
また、断熱性能を上げる方法も壁を増やすことが大事です。
主に外部に熱が逃げる、外部の熱の影響を受けるのはサッシ(ガラス)からです。
単純にガラスの面積を減らすことによって、耐震、断熱性能が上がり、ガラスの金額が減ります。
その分、外部の面材や断熱材は増えますが、施工性や雨漏り、光熱費を考えると将来的にもガラスの場所、面積を減らすのは予算削減に有効です!
真っ暗になりすぎて、日中も電気をつけなくてはいけないほどの部屋はダメですよ( 一一)(笑)
3)畳数にこだわらない空間作りと個室を減らす
部屋の大きさを考えるとき、
『この部屋は4畳だから狭い』
『リビングは20畳ほしい』
などの考え方で家の計画をしていませんか?
限られた予算の中で夢を叶えるにはこの畳数での考え方を辞めましょう!
小さい部屋で天井が高いと、そびえ立つ壁に囲まれて圧迫感を感じます。
天井を低く抑えた空間が吹抜などとつながっていると広く感じます。
天井高を変えたり、工夫次第で家は快適になります。
また、トイレや脱衣など必要最低限ドアが必要な空間以外のドアや壁を見直すことで予算削減になります。
・小さな空間の仕切りをなくして家具などで仕切る
・ドアや建具をなくしてカーテンやロールスクリーンで代用する
まだまだ、工夫次第で家はあなたの手の届く価格になると思います!
大事なことは、減らすところとこだわりの減らせないところとのメリハリです。
夢のある家づくりがみんなの手の届く価格になりますように。
新たな削減案が思いつき次第アップします。